いままでは銀行が企業を「選ぶ」、企業は銀行から「選ばれる」ということが普通でした。
ただ、考えてみてください。本来銀行取引というのは、企業にとっては商品の仕入と同じです。 例えば支払条件、売る側から考えてみたら100%現金ですぐに払ってくれるところと行き合いたいですよね。銀行も同じです。
会社の業績が良く、利益もしっかり出ていて、なおかつ貸出残高が減っているような状態であれば、銀行から頭を下げて取引して「くれる」。こう言った考え方が当たり前「だった」のです。 銀行から「選ばれる」、銀行が「選ぶ」のが当たり前だでした。
ですが、業績が良い企業であればこの考え方は即座に捨てるべきです。(前回の記事、「銀行の選択とは!?」も併せてご覧いただくとより理解が深まります。)