相続対策事例 ①

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相続対策事例1.先祖代々の資産を直系子孫に渡すにはどうしたらいのか?

※本事例はご相談者の許可を得て、ご家族が特定されないよう資産内容など一部を変更してお伝えしております。

【相談者・相談のきっかけ】

お母さま(Aさん)74歳 長女(Bさん)

50歳相続セミナーを受講されたAさんの娘さんから個別相談の依頼を頂戴した。

【現在の状況】

【家系図】

【資産の内容】

◇現金6,000万円

◇株・投資信託3,000万円(金融機関からお願いされて購入。今は1,300万円程度に値下がりしている)

◇家・土地(自宅)3,000万円程

◇駐車場(約350㎡)12万円/月の収入

【Aさんの考え、想い】

①Aさんは長女Bさんの夫であるCさんとの関係が良くない。将来相続が発生し、夫Cさんにも自分の財産がいくことを嫌っている。(夫Cさんより長女Bさんが先に亡くなった場合、夫にAさんの財産が半分いく)

②先祖代々の財産は、直系子孫のみに渡したい。

【考えうる対策】

1.お孫さんへの生前贈与

長女Bさんへ行うと、夫へ渡ってしまうためこれを防ぐ手段として長女でなく、孫のDさんへ贈与を行う。

2.家族信託の活用

家族信託を使うことで、1次相続、2次相続、3次相続の財産の行き先を予め決めておく。そうすることで、先祖代々の財産を直系子孫に残すことが可能。

【まとめ】

まだ面談回数も数回と少なく、Aさんの本当の想い、財産の行き先を聞き出せていない。

対策としては贈与や信託が考えうるが、この段階で実行に移すのはリスクが大きい

Aさんのライフプランを作成し、年金及び駐車場の収入で今後とも生活できるのであれば、生前贈与が最も有効かもしれない。

また、不動産の対策として、小規模宅地の評価減を検討。

長女Bさんは既に自宅を購入しているため、自宅については適用が難しいため、駐車場にしている土地に適用することを検討。

今後、Aさんの想いをしっかりヒアリングすることで、最良の対策案が考察できるであろう。

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