オーナー経営者が押さえておくべき相続・事業承継のポイントその②

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

そもそも事業承継とは何なのでしょうか。

一般的には「現経営者から後継者へ、企業が培ってきた様々な財産を引き継ぐことによって、事業のバトンを引き継いでいくこと」と解釈することができます。

実はこの事業承継、大きく分けると2つのポイントに分けることができるのです。

事業承継の2つのポイントとは!?

それが「人の承継」と、「物の承継」です。近年では「知的資産の承継」、ここも入ってきます。

ただ「知的資産の承継」というのは、実質的には人の承継そのものに関わってきます。なので事業承継のポイントを大きく分けると2つ、ということになります。

それでは1つずつ見ていきましょう。

人の承継とは

まず人の承継、これはとりもなおさず現経営者のトップが次のトップに役割、経営権をそのまま渡すということになります。

人から人へ経営権が移っていくという、このような人の承継がまずベースになります。

物の承継とは

これは自社株です。

会社のB/S上(貸借対照表)の話でいくと、会社の土地、建物、設備、といった全ての財産を承継していくものです。

運転資金や内部留保で貯まったキャッシュといったものも含めたすべての財産が含まれます。

これら全ては会社の価値として、自社株の評価に反映されます。つまり物の承継とは、最終的にこの自社株の評価や価値そのものに変わっていくのです。

そして自社株の所有者である現経営者がその株の多くを持っていたとすると、この株が個人資産になり、相続対策の必要性が出てくる個人の資産の内容になってくるのです。

知的資産の承継とは

知的資産の承継とは、今まで培ってきたノウハウであったり、場合によっては特許権、会社のブランド、信用力、経営理念や得意先、人脈と多岐にわたります。

ではなぜ、知的資産の承継が人の承継に含まれるのでしょうか。

それは、ノウハウや特許権以外の会社のブランドや信用力、経営理念や得意先や人脈といったものは先代、先々代からずっと引き継いできたものになります。

そこから引き継がれたものであるという意味で言えば、知的資産の承継というものは、人の承継に強く紐付いてくるものと言えます。

このことから事業承継とは、「人の承継」と「物の承継」、これら2つの資産を次代の後継者へ承継させることと言えるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

ソーシャル

コメントを残す

*

CAPTCHA