支店長の融資決裁の権限はどれくらいあるのか?

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支店長には、融資の金額により融資審査を決済できる権限があります。

その中身は、その企業に対して銀行が出している融資の総額や決済金額は支店の格によって異なります。

詳しく見ていきましょう。

■支店の「格」による決済金額の違い

都心部にあったり、銀行の中で歴史があったりするなど、重要な位置づけである支店や名門店はA格として決済金額は2億円まで。

そこまではいかないが、ある程度の規模の支店はB格として決済金額は1億円まで。

小規模の支店は、決済金額は5,000万円まで。

このように、支店の格で決済金額が異なるのです。

■企業に対する借入の状況でも決済金額が変わってくる!?

また金額と共に、信用保証協会の保証や担保の状況、企業の債務者区分(正常先・要注意先・破綻懸念先などの区分)によっても細かいルールが決められています。

例えばB格の支店は、債務者区分が正常先の企業に対しては総額1億円までは支店長の権限で融資審査を決済してもよいとなっていたとします。

ある正常先の会社が、その銀行から受けている融資が7,000万円であった場合、3,000万円までの新規融資は支店長の権限で決済できることになります。

ところが5,000万円の融資となると・・・

7,000万円+5,000万円=1億2,000万円

このように、1億円を超えてしまいます。そうなると、支店長で決済を行うことが出来ず、本部(審査部や融資部)で融資審査、決済が行われることになります。

■支店の「格」で出世や給与の違いも!?

ちなみに支店の中でも、A格は特に出世した支店長が行くところであり、支店長の給与もそれだけ他の支店長よりも高くなります。

あなたがお付き合いしている銀行の支店や支店長がどのような立ち位置にいるのか?

今後の設備投資や事業展開を考えた上で把握しておいて損はないはずです。

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